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「円安株高基調続く」 浜銀総研が経済講演会

経済 神奈川新聞  2015年07月16日 03:00

国内外の経済・金融情勢を説明する浜銀総研の北田部長=横浜・YBS南幸ビル
国内外の経済・金融情勢を説明する浜銀総研の北田部長=横浜・YBS南幸ビル

 浜銀総合研究所の経済講演会が14日、横浜市西区の横浜・YBS南幸ビルで開かれた。会員約100人が参加し、北田英治調査部長が国内外の経済・金融情勢を分析しながら2015年後半の予測を説明。日本経済は、基本的には円安ドル高の基調が続き、株高のトレンドとの見方を示した。

 北田部長は、米国の景気が一時的な調整局面を脱し「足元ではゆっくりと回復している」と説明。最大のリスク要因は「原油価格の大幅な下落」と指摘した。

 欧州については、ギリシャのユーロ圏離脱は当面避けられる見通しになったものの「ギリシャの経済情勢は依然として厳しく、引き続きユーロ圏の懸念材料」とする一方、ユーロ圏の景気は「個人消費を中心に緩やかな回復が続いている」と指摘。中国経済は減速基調で推移しているが、「住宅市場に改善の兆しが見られる」などとした。

 日本経済は「足元で景気が足踏み」と指摘した。輸出が伸び悩み、生産が弱含みで、個人消費の回復ペースも足元で鈍化する一方、インバウンド(訪日外国人旅行)消費が拡大し、企業の設備投資に前向きな動きもあると紹介。

 15年度の実質経済成長率は1%台半ばと予測。為替レートは、進行スピードは緩やかながら円安ドル高基調で推移するとの見方を示し、「(日経平均株価は)年度末には2万1千~2万2千円も不可能ではない」と話した。


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