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【横浜市長選】 長島元衆院議員出馬へ 反カジノ掲げ

政治行政 神奈川新聞  2016年12月27日 02:00

長島一由氏
長島一由氏

 元衆院議員の長島一由氏(49)が来年8月の横浜市長選に出馬する意向を固めたことが26日、関係者への取材で分かった。カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法の成立を受け、「反カジノ」を掲げる見通し。同市長選を巡り、IR誘致の是非が争点に浮上しそうだ。

 関係者によると、長島氏はギャンブル依存症による生活保護世帯の増加などでIR誘致の経済効果を上回るリスクがあるとして、政策が一致する政党や団体との連携も視野に入れている。ほかに中学校給食の実現、特別養護老人ホームの拡充、防災対策強化や入札改革などを公約に掲げるとみられる。

 長島氏は川崎市出身で東大大学院修了。フジテレビ報道記者・ディレクター、鎌倉市議を経て1998年から逗子市長を3期8年務め、2009年の衆院選に神奈川4区(横浜市栄区、鎌倉、逗子市、三浦郡)から出馬して当選し1期務めた。

 林文子市長はこれまでの会見でIRの誘致や場所について正式には表明していないものの、「都心臨海部を活性化し、市民生活を支える財政基盤を強化するのにIRは必要。カジノは企業の投資意欲を高め、IRの採算性向上につながる」との考えを示し、新年度にも市に専門部署を立ち上げて、依存症対策などにも取り組む方針。地元経済関係者などとの推進協議会設置や、市民向けのフォーラムなども検討している。

 一方、同法成立後には民進党の江田憲司代表代行(衆院神奈川8区)が「林市長がIR誘致を推進するなら市長選で代えなければならない」と発言するなど、同市長選を巡ってIR誘致の是非が争点に浮上。共産党市議団幹部は「反カジノでまとまれば民進と共闘もあり得る」との意向も示している。

 林市長は3選に向けた態度を明示しておらず、正式に立候補を表明した候補もまだいない。前回13年夏の同市長選は、自民、公明、民主の市会主要3会派の推薦を受けた林市長が圧勝で再選を果たした。


長島一由氏
長島一由氏

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