1. ホーム
  2. 社会
  3. ファクス通報認知せず、小田原市消防 22分遅れて出動

ファクス通報認知せず、小田原市消防 22分遅れて出動

社会 神奈川新聞  2015年07月09日 03:00

 小田原市消防本部は8日、南足柄市に住む聴覚障害者の男性(73)方からファクスによる119番の救急要請があったものの、救急事案として認知せず、出動が約22分遅れたと発表した。

 同本部によると、同日午前6時40分ごろ、男性が聴覚障害者向けの所定用紙に「発熱があって動けない」などと書いてファクスで119番通報した。同本部情報司令課の男性職員(40)が受信の信号を救急事案として認知せず、用紙が出る前に電話回線を切ってしまったという。

 男性から相談を受けて駆け付けた親戚の男性が同7時ごろ、電話で119番通報。約22分遅れで救急出動し、松田町内の病院に搬送した。搬送された男性は入院したが、同本部は「出動の遅れによる病状の悪化などはない」としている。

 ファクスによる通報は昨年1年間で1件もなかったといい、同本部は「ファクス119番通報に対する認識不足があったことが要因。職員の再教育を徹底する」としている。


シェアする