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心のバリア超えて 車いすバスケ体験会

社会 神奈川新聞  2015年07月03日 03:00

夢中で車椅子バスケをプレーする子どもら
夢中で車椅子バスケをプレーする子どもら

 障害者への理解を深めてもらおうと、車いすバスケットボールの体験会が2日、相模原市内の小学校で行われた。選手4人に教わりながら、4年生約100人が挑戦。交流後、選手らは「障害者といっても、皆とそんなに違いはない。困っている人を見たら、明るく声を掛けて」と呼び掛けた。 

 体験会は、総合的な学習の時間の一環として実施。同校の椎名香菜子教諭が、学生時代から健常者として車いすバスケを続けていることがきっかけで実現した。

 体験会では、車いすバスケチーム「パラ神奈川」と「ウィング」の選手らが講師役を務めた。通常の車いすと競技用の違いや、ルールを説明した後、実際に迫力あふれるプレーを見せると、子どもたちからは「かっこいい」「すごい」と歓声が上がった。

 後半は、子どもたちが車いすに乗り、クラス対抗で試合。初めは、車いすでの走行に戸惑っていたが、次第に率先してボールを追いかけ、シュートを決めようとするなどプレーに夢中になっていた。


 試合後、選手らは「東京五輪のパラリンピックで、車いすバスケを応援して」「これをきっかけに障害者について考えてもらえたら」と呼び掛けた。

 参加した児童(9)は、「競技用の車いすは、車輪が曲がったりして大変だった。同じ人間だから、障害者の人が困っていたら手伝いたい」と話した。椎名教諭は、「通常の福祉体験では、『障害者は、手伝ってあげなければいけない』という目線になりがち。楽しいスポーツを通じて、心のバリアーを取ってほしい」と話している。


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