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自然界は想像以上に過酷 カブトムシの生態にせまる

カルチャー 神奈川新聞  2015年07月03日 03:00

放した後に発見されたカブトムシのうちの1匹。連絡先などを記した調査ラベルが張られている(横須賀市自然・人文博物館提供)
放した後に発見されたカブトムシのうちの1匹。連絡先などを記した調査ラベルが張られている(横須賀市自然・人文博物館提供)

 今も昔も子どもたちに大人気のカブトムシ。横須賀市自然・人文博物館(同市深田台)はカブトムシの生態に迫るため、同市を中心とした三浦半島での移動調査を6年前から実施している。これまでの調査で判明した結果などを、18日から同博物館で展示する。

 調査は、同市で生まれたカブトムシにラベルをつけ、見つけた人に場所や日時、様子などを連絡してもらう方式。2009年夏から行っており、これまでに約800匹を自然界に放ち、延べ30匹に関する情報が寄せられた。

 大半は放した場所の近くでの目撃情報だが、5・7キロ離れた三浦市内で発見された例もあった。また、生きて見つかったケースは最長でも2週間後で、長期間飼育できる家庭でのイメージとは異なるものだった。

 同博物館の内舩俊樹学芸員(昆虫担当)は「手近に餌がないなど、カブトムシにとって自然界は想像以上に過酷な環境で、生息できる期間は意外と短いのかもしれない」と話している。

 展示は9月6日まで。海外のカブトムシ、クワガタムシ、コガネムシの仲間約100点の標本の展示も行う。問い合わせは同博物館電話046(824)3688。


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