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【社説】新幹線放火 安全と利便性重い課題

社説 神奈川新聞  2015年07月02日 11:51

社説
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 日本の誇る「大動脈」の安全性に重い課題が突き付けられた。

 小田原市内を走行中の東海道新幹線「のぞみ」の車内で乗客の男が放火、焼身自殺する事件が起きた。当時、乗客は800人を超えていた。横浜市内の女性が死亡したほか、計26人が重軽傷を負う惨事となった。

 県警の調べや目撃者の証言などによると、男は可燃物とみられる液体が入った容器を荷物に隠して車内に持ち込み、自分でかぶって火をつけたとみられている。

 男は年金の支給額に不満を募らせていたとの証言もある。だが事情はどうあれ、縁もゆかりもない、たまたま同じ電車に乗り合わせた人たちの命を奪い、けがを負わせるという行為は決して許されない。何が男を犯行に駆り立てたのか。県警は真相の解明を急いでもらいたい。

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