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箱根山で小規模噴火 気象庁、断続的に発生の可能性を指摘

社会 神奈川新聞  2015年07月02日 03:00

 気象庁は1日、同日未明に箱根山(箱根町)の大涌谷でごく小規模な噴火があったと発表した。6月29日から30日の間に同様の噴火があったと発表したばかり。同庁は「視界不良のため、新たな噴気孔や噴煙の状況は不明」としつつ、噴火が断続的に発生している可能性を指摘。今後、より規模の大きい噴火が起きる恐れがあるとして警戒を呼び掛けている。

 5段階の噴火警戒レベルは3(入山規制)が継続。大涌谷の半径1キロ以内では噴石に注意が必要という。

 同庁火山課によると、噴火があったのは1日午前4時ごろから5時ごろの間。大涌谷に設置された空振計が噴火による空気の振動を捉えたほか、箱根ロープウェイ大涌谷駅の窓ガラスに火山灰が付着したのを監視カメラで確認した。

 一方、噴火活動が始まった日時は依然として特定できていない。空振計が変化を示している6月29日午後4時ごろから午後8時ごろに噴火があったとみているが、「この時点が最初かどうかは分からない」という。

 同庁が観測した火山性地震は30日に603回を数え、一連の活動で最多となった。大涌谷周辺に独自の観測網を敷く県温泉地学研究所の集計では、29、30の両日で計100回の有感地震があり、30日午前6時56ごろには震度4相当の揺れが初めて記録された。1日は有感地震が少なく、午後5時までで3回だった。


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