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久里浜港事業用地に2企業進出 地域活性と集客に期待

経済 神奈川新聞  2015年07月02日 03:00

 横須賀市は1日、埋め立て事業で造成した久里浜港事業用地(同市久里浜8丁目)に、二つの企業が新たに進出すると発表した。冷凍ケーキの製造などを行う「ファミール製菓」(横浜市金沢区)と、飲食や物販、温浴の施設などを併設した店舗事業を展開する「ウイング興産」(東京都江戸川区)で、ともに2016年8月の操業開始を目指している。

 市によると、ファミール製菓は金沢区にある工場の老朽化や生産体制の強化のため久里浜に進出する。約2900平方メートルの事業用地を約2億6300万円で市から購入。製造工場や冷凍倉庫などとして使う鉄骨造2階建ての建物を造る。市は固定資産税や都市計画税などを5年間(総額約4千万~5千万円)免除するなど、企業立地促進制度を適用して支援を行う。

 ウイング興産は、観光バスのツアー客に照準を合わせて大型駐車場を設け、海産物を取り扱った飲食、物販や温浴の施設などの併設店舗を開設する予定。約4600平方メートルの事業用地を月額約104万円で市から借り、鉄骨造3階建ての施設を建造する。さらに、近くの埠頭(ふとう)用地約2500平方メートルも、駐車場として月額58万円で借り受ける。

 久里浜港の埋め立て事業は、1963~65年度、94~2001年度に合計で約8・6ヘクタールを整備。今回の2社の進出により事業用地の処分は終了するという。市は「港を中心とした地域活性化の推進とあわせ、観光面での集客なども期待している」としている。


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