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広域消防化へ任意協議会 横須賀市と三浦市が設立

政治行政 神奈川新聞  2015年07月01日 03:00

 横須賀市と三浦市との消防広域化に向けた任意協議会が1日、設立される。両市の消防広域化をめぐっては、三浦が横須賀に事務を委託する方式で検討が進められてきた。協議会は具体的な人員体制などについてまとめた計画を作成し、2017年4月からの実現を目指す。

 三浦市消防本部によると、設置するのは「横須賀市・三浦市消防広域化協議会」。両市長らによる総会のほか、部長級、課長級、係長級による組織と事務局を置く。

 今年9月までに、人員や給与、車両体制などの基本方針をまとめた「広域消防運営計画」と、経費負担の面など事務委託する上で必要な規約を作成する見通しだ。

 両市の消防は13年4月から通信指令業務を共同で行い、両市域の119番通報に対し、一元的に対応してきた。昨年5月には三浦市長が横須賀市長に全般的な広域化の検討を文書で依頼。広域化には一部事務組合や広域連合があるが、いずれも特別地方公共団体を設立し、議会の新設などが必要となる。そのため、人件費などでコストが増えないように事務委託方式による広域化の検討を進めてきた。

 現在までにまとまっている方向性では、三浦市消防本部は横須賀市消防局の一部となり、三浦の消防職員は横須賀の消防職員となる。給与体系は横須賀の給料表に移行する。横須賀は3署1分署9出張所が維持され、三浦は1署2分署から1署1出張所体制となる。

 広域化が実現すれば、市境での消防対応力の強化や人員削減、重複する車両の整理によるコスト削減などの利点が期待できるという。


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