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座間駅前にリノベ賃貸住宅 農家カフェ併設、28日開業

経済 神奈川新聞  2015年06月26日 03:00

社宅をリノベーションした「ホシノタニ団地」のモデルルーム=座間市
社宅をリノベーションした「ホシノタニ団地」のモデルルーム=座間市

 小田急電鉄が、座間駅前で手掛けたリノベーション賃貸共同住宅が完成、28日に開業する。半世紀にわたり社宅として活用してきたが、「ホシノタニ団地」の名称で生まれ変わらせた。民間事業者と農家が共同経営する農家カフェや貸農園、ドッグランを併設。座間市の子育て支援センターも構え、“街と人、人と人とがつながる団地”を目指す。

 建物は4棟あり、そのうち3、4号棟が小田急の賃貸住宅。残る2棟は、座間市の市営住宅となる予定という。

 3号棟は1965年、4号棟は70年の完成。老朽化が進んだことから、単身や子育て世帯をターゲットに大規模改修に至った。企画・設計監修はブルースタジオ(東京)が担当。団地の名称は、古くから七不思議の言い伝えもある同市入谷の「星谷寺(しょうこくじ)」にちなんだ。

 3、4号棟の総戸数は55で、一室の広さはいずれも約37平方メートル。賃料は月額7万~9万5千円(共益費5千円が別途必要)とし、ガーデニングが楽しめる専用庭付きのタイプもある。

農家カフェとは?



 特徴的なのが3号棟1階の「農家cafe」だ。農業ベンチャーのアグリメディア(東京)が長野県佐久市の農家と共同で経営し、農家のコメを使ったおにぎりなどを提供。キッチン付きのスタジオや農園も備え、今後は料理教室や収穫体験なども計画するという。

 「弊社にとって初めての業態。農家と消費者をつなぐことで、多くの人に農業に興味を持ってもらえたら。農家の収入アップにもつなげたい」と、アグリメディアの諸藤貴志社長は意気込む。

 このほか団地の敷地内には、同社が運営する会員制サポート付き貸農園「シェア畑」や、座間市の子育て支援センター「ざまりんのおうち かがやき」などを開設した。

 開業を記念し、28日は「ホシノタニマーケット」を開催。フリーマーケットやワークショップ、モデルルームの公開を予定している。午前11時~午後4時。

 問い合わせは、小田急電鉄開発推進部電話03(3349)2483。


農家cafeで提供するメニューの一例
農家cafeで提供するメニューの一例

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