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刻む2016〈9〉シールズ解散 来る「そのとき」見据え

社会 神奈川新聞  2016年12月24日 09:45

「シールズ最後の記者会見」に臨んだ後、笑顔をみせるメンバー=8月16日、衆議院議員会館
「シールズ最後の記者会見」に臨んだ後、笑顔をみせるメンバー=8月16日、衆議院議員会館

 「自由と民主主義のための学生緊急行動」を英語にした頭文字を取って名付けられた「SEALDs(シールズ)」。発足は2015年の憲法記念日(5月3日)。一気呵成(かせい)に立ち上がり、怒涛(どとう)の勢いで、その夏には十数万人が国会前を埋め尽くす動きを主導した。そして、戦後71年を迎えた今年8月15日、惜しむ声もよそに解散した。安全保障関連法は成立し、今夏の参院選では「改憲勢力」が議席の3分の2を獲得した。「負けは、負け」。そう語ったメンバーたちだが、しかしそこにはまいた種の萌芽(ほうが)があった。彼ら彼女たちはいま新鮮な心持ちで足元を見詰めていた。

 今月21日に都内で開催された「衆院選挙をどう戦うか~立憲政治の再生を~」と銘打たれたシンポジウムのパネリストに「市民連合」の呼び掛け人として、元シールズの中心メンバーで大学院生の諏訪原健さん(23)の姿があった。

 「いまの政権の一番大きな問題点は10年、20年、50年、100年先を見て政治をやっていないということです」。相変わらず舌鋒(ぜっぽう)鋭く語り掛けていた。

 シンポジウムの終了後、尋ねてみた。シールズで活動した1年余りと今は、どうつながっているのか-。

 「2015年の最大の財産は、市民が声を上げれば政治は変わる、

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