1. ホーム
  2. 社会
  3. 火山性地震が6月最多に 湯本で震度2

火山性地震が6月最多に 湯本で震度2

社会 神奈川新聞  2015年06月21日 03:00

 火山活動が続く箱根山(箱根町)の大涌谷周辺で20日、微小な火山性地震が急増し、県温泉地学研究所の観測で午後7時までに169回と6月に入り最多となった。午前11時45分ごろには付近の二ノ平で震度3相当、麓の湯本でも震度2を観測する有感地震が発生した。

 気象庁は「温泉供給施設から噴出する蒸気や山体の膨張を示す地殻変動に特段の変化はない」としており、火山活動の評価は「やや活発」から引き上げていない。「有感地震後に地震が増加したが、5月中の活発な時期のような状況とは異なる」と分析している。

 4月26日に始まった今回の火山活動で温地研がこれまでに観測した地震総数は6千回を超えている。しかし、6月1日に162回、2日に105回を記録して以降は1日で100回を超えた日はなく、最近は20~30回前後の日が続いていた。

 5段階の噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)が継続しており、気象庁は引き続き大涌谷周辺で小規模な水蒸気噴火が起きる可能性があるとみている。レベル1(活火山であることに留意)への引き下げは、地震活動や噴気、地殻変動のすべてが平常の状態に収まってから「1カ月程度は推移を見極める必要がある」としている。


シェアする