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【動画】ドローンで破損箇所確認 大涌谷周辺で県

社会 神奈川新聞  2015年06月21日 03:00

ドローンから撮影された大涌谷の温泉供給設備の破損状況(県提供)
ドローンから撮影された大涌谷の温泉供給設備の破損状況(県提供)

 火山活動が活発化している大涌谷周辺(箱根町)の立ち入り規制区域内の状況を把握するため、小型無人機「ドローン」を飛行させる県の調査が20日、行われた。

 県は「火山活動対応ロボット緊急開発プロジェクトチーム」を発足。今回はロボット開発の前段階としてドローンを使って、温泉供給施設の設備状況のほか、火山活動をモニタリングするセンサー設置に適した場所を調査した。

 ドローンを開発する県内外の2社がボランティアで参加。箱根ロープウェイ大涌谷駅を操縦拠点に、2機を交互に計約40分間にわたり飛行させた。

 小田原市久野の県産業技術センター工芸技術所で行われた調査報告会には、箱根温泉供給株式会社や県温泉地学研究所(温地研)の担当者らも参加。規制区域の地表から15メートルほどの高さから撮影された噴気の様子や、温泉造成塔などの設備の映像を確認した。

 箱根温泉供給の井手幸彦取締役事業部長は「立ち入り禁止エリアの設備状況はまったく分からなかったが、今回の調査で、造成塔の一部が崩れ、そこに硫黄が付着しているのが確認できた。噴火警戒レベルが1に引き下げられたときに早急に復旧できるように補修に必要な物をそろえていく」と話した。

 同センターの大塚康男所長は「センサーは1カ月後を目標に設置したい。ドローンは(官邸侵入事件などで)悪いイメージもあるので、こうした使い方で活用できることも伝えていきたい」と成果を強調した。


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