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年代に即した対応を 発達障害児の子育て講座

社会 神奈川新聞  2015年06月21日 03:00

関水さんが講師を務めた発達障害児の子育てについて考える講座=横浜市技能文化会館
関水さんが講師を務めた発達障害児の子育てについて考える講座=横浜市技能文化会館

 発達障害児の子育てについて考える講座が20日、横浜市中区の市技能文化会館で開かれ、一般社団法人「みのりの里」代表理事の関水実さんが年代に即した対応の大切さなどを訴えた。

 元市発達障害者支援センター長の関水さんは、知的障害を伴わない社会的不適応が現在の主要な課題になっていると説明。「知的障害がないために一般社会の中でよりシビアに苦しむことになる」と述べた。

 当事者の「言葉を映像で理解した」という証言を踏まえ、関水さんは「自閉症の人は絵に描きにくいものを理解するのが苦手」と紹介し、目で見て分かるように伝えたり、やるべきことの手順を明確にして習慣化したりすることなど注意点を説明した。「適応がよくなることはあっても、治ることはない。もう少し頑張れば克服できると要求されると(本人は)つらい」とした上で、「得意なことを生かして、不得意なことはサポートする」と呼び掛けた。「小学生ぐらいまでは無理をさせない。中学生以降は無理のない仲間集団の獲得が大切」とも訴えた。

 講座はNPO法人教育★ステーション横浜の主催で全3回。次回は10月24日、発達障害を抱える当事者が講演する。問い合わせは同法人電話045(211)6500。


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