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16歳少女が買春勧誘 県警、容疑で異例の逮捕

社会 神奈川新聞  2015年06月19日 03:00

 買春客を募ったとして、県警少年捜査課と栄署は17日、売春防止法違反(勧誘)の疑いで、川崎市出身で住所不定、自称アルバイトの少女(16)を逮捕した。18歳未満を同容疑で逮捕するのは極めて異例。少女は家出を繰り返していたといい、県警は任意の聴取が困難とみて逮捕が必要と判断した。

 逮捕容疑は、川崎市立高校1年の女子生徒(16)と共謀して2月12日ごろ、ツイッターで買春客を勧誘した、としている。

 県警の調べに対し、少女は「遊ぶ金が欲しかった」と供述している。県警は近く、女子生徒も同容疑で書類送検する方針。

 県警によると、2人はツイッターで「ララ」と「キキ」を名乗り、2014年末から6、7人を集客して5万~8万円で売春していたという。県警は買春客を児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で捜査している。


◆「買う側こそ問題」 支援者
 県警によると、少女は高校入後すぐ不登校になり、1年で自主退学していた。友人や知人宅を転々としていたといい、県警幹部は「親の監護に服さず、所在不明になっていた」と逮捕の必要性を説明した。

 そもそも婦女の保護や更正を図るための売春防止法を適用した今回の逮捕について、こうした少女らの支援に取り組むColabo代表の仁藤夢乃さん(25)は「買う側が彼女たちを商品として性産業に取り込んでいることこそが問題だ」と指摘する。

 「困窮や家庭環境など、さまざまな要因が必ず背景に潜んでいる。大人は彼女たちのSOSに気付く努力をするべきだ」とも強調した。


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