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平塚に看護大学校開校 2017年度に

社会 神奈川新聞  2015年06月18日 03:00

 医療の高度化や在宅医療の拡充に対応する看護師を養成するため、県は平塚看護専門学校(3年制)を改編し、県内初の4年制「看護大学校」として2017年度に開校させる。実習・演習などを充実させた新しい教育課程を導入し、卒業後は大学院の入学資格も取得できる。実践能力の高い看護師を要請し、離職率の高止まりに歯止めをかけたい考えだ。
 


 急速な高齢化の進展と医療機器の高度化に伴い、医療や介護の現場ではより高い看護ケアが求められている。ただ、新人看護師が学校で学んだこととのギャップが大きく、離職につながるケースが後を絶たないのが実情。中でも神奈川は他県に比べ新人の離職率が高く、現状打開に向けた改善策が求められていた。

 県は県内の県立看護専門学校3校のうち、「平塚」を4年制のモデル校に指定。修業年限を3年から4年に改編し、看護教育の充実を図っていく考えだ。

 授業時間を現行の3千時間から3600時間へと拡充し、実習時間の延長や臨床現場に近い状況で学ぶカリキュラムなどを取り入れる。実践能力の向上を目指すとともに、将来のリーダーやキャリアを意識した教育も行う予定。

 県は、県議会第2回定例会に6150万円の補正予算案を提出し、実習室を実際の病室に近い環境に改修するほか、工事に伴い必要な仮校舎を設置する。

 4年制の看護専門学校は埼玉県や長野、福島県など全国に8校ある。


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