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地元経済界から相次ぐ懸念 県西ネットが箱根山問題で臨時会合

経済 神奈川新聞  2015年06月16日 03:00

箱根山・大涌谷周辺の火山活動について情報共有を図った県西地域中小企業支援ネットワークの臨時会合=小田原箱根商工会議所
箱根山・大涌谷周辺の火山活動について情報共有を図った県西地域中小企業支援ネットワークの臨時会合=小田原箱根商工会議所

 箱根山(箱根町)の大涌谷周辺で続く火山活動による中小企業への影響や支援策について情報交換しようと、県西地域の自治体や金融・商工支援機関など35機関でつくる「県西地域中小企業支援ネットワーク」(略称・県西ネット)の会合が15日、小田原市城内の小田原箱根商工会議所で開かれた。

 県西ネットは2月に発足。当初は7月に定例的な会合を予定していたが、大涌谷周辺の火山活動を受けて臨時的に開催した。各機関の計約40人が出席した。

 金融機関からは「影響は非常に深刻。宿泊関係ではキャンセルがほぼ出尽くしてしまったぐらい多い。夏に向けても予約が入らず、ボディーブローのように効いていて、長期化すれば夏をすぎたあたりで死活問題になる」といった懸念の声が相次いだ。

 真鶴、湯河原両町の担当者は「箱根の影響かどうか関連を調べるが、5月の客足が落ちている」などと報告。周辺地域の観光業にも影響が出ている可能性が指摘された。

 県温泉地学研究所の板寺一洋専門研究員による講演も行われ、箱根の火山活動の現状が報告された。

 県西ネットでは、資金調達や雇用などの悩みに対応する相談窓口を今月から各機関に順次設置する。問い合わせは、県西ネット事務局電話0465(23)0138=県信用保証協会小田原支所。


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