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女子大生が見た東北復興 相模大野で20、21日に展示会

社会 神奈川新聞  2015年06月15日 03:00

展示会の開催に向けて準備する復興支援学生ボランティア委員会メンバー=相模女子大学
展示会の開催に向けて準備する復興支援学生ボランティア委員会メンバー=相模女子大学

 東日本大震災以降、被災地で定期的に支援活動に取り組む相模女子大学(相模原市南区)の学生が20、21の両日、小田急線相模大野駅北口のユニコムプラザさがみはら(ボーノ相模大野)で展示会「私たちの見た岩手・宮城」を開く。「仮設住宅での住民との交流を通じて感じたことや、復興状況を伝えたい」と活動を報告。同じく被災地で活動する近隣の桜美林大学(東京都町田市)の学生も加わり、座談会などを予定している。

 企画したのは、学生有志でつくる相模女子大復興支援学生ボランティア委員会。震災翌年の2012年から、相模原市の友好都市である岩手県大船渡市内で仮設住宅の住民との交流を中心に活動している。

 展示会は1年間の活動報告として13年から開催。今年は仙台市で復興支援活動をしている桜美林大の学生にも参加を呼び掛けた。

 展示会では、相模女子大の学生が被災地で14年から取り組み始めた俳句会の活動を紹介。学生が手作り短冊を用意して仮設住宅で暮らすお年寄りたちと俳句作りをして交流する様子や、その時の作品も披露する。

 今年3月に訪ねた際は、「春」をテーマに詠んだ。

 「歩くたび 元気あふれる 春を待つ」

 「春来たる 高台移転 花見たし」

 お年寄りが詠んだ句に、同委員会の高橋里波委員長(20)=日本語日本文学科3年=は「最近は明るい話題の作品が多い。仮設住宅で暮らす住民同士のコミュニケーションのツールとして、気分転換になれば」と願う。

 このほか、大船渡、仙台市のそれぞれ復興状況が分かる写真パネルを合わせて約50点展示。現地の食材を使った菓子などの試食会、学生同士による座談会では「私たちの見た東北」をテーマに話し合う。

 高橋委員長や展示会リーダーの西田奈美さん(20)=健康栄養学科3年=は「震災から4年が経過し、ニュースで被災地の様子が取り上げられる機会が減った。私たちが見たり感じたりしたことを伝えることで、被災地のことを考えてもらえたら」と話す。

 展示会は入場無料。両日とも午前10時~午後6時。


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