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年金職員かたり詐欺 情報流出便乗か 被害300万円

社会 神奈川新聞  2015年06月13日 03:00

 県警捜査2課は12日、県内の70代の女性が年金機構職員を名乗る男らに「あなたの個人情報が流出している」などとしてキャッシュカードを預けさせられ、現金約300万円をだまし取られた、と発表した。県警は、日本年金機構の個人情報流出に便乗した詐欺事件の可能性もあるとみて調べている。流出公表後の被害確認は初めて。

 県警によると、1日から5日にかけ、機構や消費生活センターに似た機関の職員を名乗る男らから「キャッシュカードのデータを消して元通りにする」などと女性宅に電話があった。女性は暗証番号を教え、8日に自宅に現れた男にカード4枚を手渡した。その後に女性自身が口座を確認して詐欺と気付き、9日に県警に被害を届けた。

 県警はこのほか、機構が情報流出を公表した1日から11日までに、機構職員を名乗ったり、年金情報流出を語ったりした15件の不審な電話を認知し、詐欺未遂事件として調べている。

 県警は「不審な電話があれば、迷わず相談してほしい」と注意を呼び掛けている。


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