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時代の正体〈113〉自民党憲法漫画を読む(下)「市民派」か「独裁者」か 

時代の正体 神奈川新聞  2015年06月11日 09:21

自民党が制作した漫画「ほのぼの一家の憲法改正ってなあに?」のエンディング。戦争体験者という設定の曽祖父に「敗戦した日本にGHQが与えた憲法のままではいつまで経っても日本は敗戦国なんじゃ」と語らせている
自民党が制作した漫画「ほのぼの一家の憲法改正ってなあに?」のエンディング。戦争体験者という設定の曽祖父に「敗戦した日本にGHQが与えた憲法のままではいつまで経っても日本は敗戦国なんじゃ」と語らせている

 自民党が目指す憲法改正の中身とは、国民のための改憲なのか。自民党制作の漫画「ほのぼの一家の憲法改正ってなあに?」を読んだ母親たちは「市民派憲法か独裁者憲法かを見極めることが重要」と話す。

武井 漫画では、ひいおじいちゃん、おじいちゃんの会話で「現行憲法では男女平等が大きくうたわれて、事実この70年で女性の地位は向上した」「でも個人の自由が強調されすぎて、なんだか家族の絆とか地域の連帯が希薄になった70年かもしれませんねぇ」と書かれています。

瀬田 女性の権利が認められ、地位が向上したことが悪いと言っているようなものですね。

武井 そもそも、家族の絆や地域の連帯が何を意味しているかは分かりませんが、希薄になったとするならば、長時間労働などいまの日本社会の働き方に原因があると思います。

武井 漫画の最後で、ひいおじいちゃんは「敗戦した日本にGHQが与えた憲法のままではいつまで経(た)っても日本は敗戦国なんじゃ」と話していますが、果たして憲法改正をしたら、敗戦の歴史は塗り替えられるのでしょうか。

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