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川崎中1殺害、再発どう防ぐ 教員保護者がシンポ

社会 神奈川新聞  2015年06月07日 03:00

事件が二度と繰り返されないよう議論を深めたシンポジウム=エポックなかはら
事件が二度と繰り返されないよう議論を深めたシンポジウム=エポックなかはら

 川崎市立中学1年の男子生徒が殺害された事件を受け、再発防止策を考えるシンポジウムが6日、同市中原区で開かれた。現役の教師やOB、PTA役員らが学校と地域、家庭がどう子どもに寄り添うべきか、議論を交わした。

 市立学校の教諭らでつくる「市教職員連絡会」の会長で、昨年度まで中学教諭だった大前博さんは「教員はチームで子どもを見守り、絶対に見放さない姿勢で関わることが大切。暴力やいじめから救われずに育った子こそケアが必要」と訴えた。

 保護者間の情報共有の難しさを強調したのは、市立中学のPTA副会長を務め、市議会議員でもある佐野仁昭さん。「共働きの家庭が増え、PTA活動に参加しない保護者も多い。保護者が交流できる活動が求められている」。市社会教育委員の城谷護さんは「教育委員会は地域の力をもっと活用し、地域の各機関も、さらに連携すべき」と語った。

 会場からは「小学校、中学校と違って高校は地域が限定されず、地域との連携が難しい」などの声が上がった。教員OBや市民らでつくる「教育シンポジウム実行委員会」の主催。会場には市民や教育関係者ら約120人が集まった。


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