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「陸奥」主砲が里帰り ヴェルニー公園へ移設

カルチャー 神奈川新聞  2015年06月06日 03:00

来年度中にも横須賀に戻ってくる見通しとなった戦艦陸奥の主砲 =東京都品川区
来年度中にも横須賀に戻ってくる見通しとなった戦艦陸奥の主砲 =東京都品川区

 横須賀で建造されて現在は「船の科学館」(東京都品川区)が所有する戦艦陸奥の主砲が、来年度中にも横須賀市に戻ってくる見通しとなった。市は有志団体からの寄付金で移設先の土質調査などを今夏に実施する予定。9日開会の市議会定例会に提出する補正予算案に関連する収支を盛り込んだ。

 移設先は、米海軍や海上自衛隊の横須賀基地を望むヴェルニー公園。ヴェルニー記念館の前に位置し、現在は植栽がある一角。移設に伴う土質調査委託料、公園前面海域の深浅測量委託料や基本設計の費用として、680万円を計上した。

 財源は全額、小泉進次郎衆院議員ら地元国会議員、横須賀の市長、議長、商工会議所会頭と、地元出身で元統合幕僚長の斎藤隆さんが発起人を務めた「陸奥主砲里帰りを支援する会(陸奥の会)」からの寄付金で充当する。

 今後、台座の設置工事や主砲の海上輸送などの予算が必要で、市は総額で4千万~5千万円の費用がかかるとみている。今回計上した経費以外も、同会からの寄付金や防衛施設周辺の環境整備に交付される補助金の活用を念頭に置いている。

 移設される主砲は全長約19メートル、約100トンで内径は41センチ。陸奥は1921年に横須賀海軍工廠(こうしょう)で建造。36年に同工廠で行われた大改修で、里帰りする主砲が搭載された。


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