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平和に無関心ではいけない 元琉球新報記者が横浜で講演

社会 神奈川新聞  2015年05月31日 03:00

沖縄の米軍基地問題などについて語る山里さん=かながわ県民センター
沖縄の米軍基地問題などについて語る山里さん=かながわ県民センター

 世代を超え、戦争と平和を考える「2015平和のための戦争展inよこはま」(実行委員会主催)の講演会が30日、かながわ県民センター(横浜市神奈川区)で行われた。沖縄県の地方紙「琉球新報」元記者の山里盛智さんが沖縄の歴史をたどりながら、戦争と米軍基地、米軍関係者による事件などを問うた。

 山里さんは「沖縄戦では地形が変わったり、緑が一掃されてしまったりしたところもある。今も毎年、心的外傷後ストレス障害(PTSD)で体調を崩す高齢者もいる。そういうことを政府は分かっていない」と批判した。

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する市民らに対し、厳しい取り締まりが行われていることにも触れ、「米軍に代わって日本が辺野古の海と土地を奪い、米軍基地を造ろうとしている」と指摘。「戦争や暴力、差別のない社会をつくるために、無関心でいてはいけない。『安保法制はおかしい』と話し合うことで、国家も動かせる」と締めくくった。

 実行委員長で脚本家の小山内美江子さんの講演も行われた。

 戦争展は、横浜大空襲があった5月29日に合わせて毎年開催。20回目の今回は31日まで「見つめよう 語り合おう 戦争の過去といま」をテーマに、戦中・戦後の横浜の写真展示などを行っている。同日はジャーナリスト・むのたけじさんの講演と、横浜市立川和中、同市立横浜商業高の生徒による発表がある。問い合わせは、実行委電話045(241)0005。


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