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大涌谷の温泉造成装置が破損 担当者、復旧の遅れ懸念

社会 神奈川新聞  2015年05月28日 03:00

 火山活動が活発化している箱根山(箱根町)の大涌谷の立ち入り規制区域内で、火山性ガスから温泉を造成する温泉供給業者の装置「造成塔」(高さ約6メートル)が破損していることが分かった。

 管理する「箱根温泉供給」によると、作業員が22日に点検作業などのため立ち入り規制区域に入った際、6カ所ある筒状の造成塔のうち1カ所の側壁が変形しているのを確認した。

 この造成塔は火口周辺から半径約200メートル以内にあり、近寄ることはできないが、破損した側壁から噴気が立ち上っていたという。本来、蒸気が出る上部に硫黄などが詰まり、破損につながった可能性がある。

 担当者は「今回の破損による温泉供給量への影響はないが、このままでは、火山活動が沈静化した後も塔の修理が必要となり、復旧が遅れてしまう」と話していた。


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