1. ホーム
  2. 社会
  3. 「不起訴相当」 藤沢駅痴漢冤罪事件で検察審査会

「不起訴相当」 藤沢駅痴漢冤罪事件で検察審査会

社会 神奈川新聞  2015年05月28日 03:00

 JR藤沢駅での痴漢冤罪(えんざい)事件で、証拠を捏造(ねつぞう)したとして告発され、証拠隠滅や虚偽有印公文書作成などの罪で不起訴処分(嫌疑不十分)となった県警の男性警察官について、横浜第2検察審査会は不起訴処分を相当と議決した。26日付。

 2010年4月、JR藤沢駅に停車中の電車で女子高生の体を触ったとして、東京都内の男性が県迷惑行為防止条例違反の罪で現行犯逮捕されたが、12年に無罪判決が確定した。男性の妻(56)が13年、別人物が写った画像を無罪となった男性と偽って捜査報告書を作成したなどとして、現行犯逮捕した県警の男性警察官を横浜地検に告発していた。

 議決では、無罪となった男性が写っているとされた防犯カメラの画像について、写真の偽造を立証する証拠はないなどと指摘。「警察官が捜査報告書などを偽造したと立証することは困難」と結論付けた。

 男性の妻は「一部の証拠の評価が納得できない。不可解な点は残ったままで残念だ」と話した。


シェアする