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法政二、県勢対決制し関東制覇 高校軟式野球春季関東大会

高校野球 神奈川新聞  2015年05月27日 03:00

「神奈川決勝」を制し、4年ぶり3度目の頂点に立った法政二ナイン =サーティーフォー保土ケ谷球場
「神奈川決勝」を制し、4年ぶり3度目の頂点に立った法政二ナイン =サーティーフォー保土ケ谷球場

 高校軟式野球の第63回春季関東大会最終日は26日、サーティーフォー保土ケ谷球場で法政二(神奈川C)-慶応(同A)の決勝を行い、法政二が4-1で慶応を下し、大会史上初の県勢同士の決勝戦を制して4年ぶり3度目の優勝を飾った。

 法政二は同点の九回、森風煕(3年)の適時打で勝ち越しに成功。投げては右腕森田岳(同)が散発の3安打1失点に抑えた。

 慶応は八回に敵失で同点に追いつき、左腕淺野倫太郎(3年)が7安打4失点で完投したが、及ばなかった。


 最高の舞台で、最高のライバルをねじ伏せてみせた。慶応にリベンジを果たして上り詰めた関東の頂点。「ずっとこのためにやってきた」。1失点完投の法政二・森田は目を輝かせた。

 右横手投げの森田は外角のスライダーで右打者が多い慶応打線を泳がせ、内角の直球で打ち気をそらした。七回まで無失点。八回に同点とされても、その好投に野手陣が応えた。

 同点の九回2死二塁。8番森は、やや高めに浮いた球に「コースも球種も覚えていない」と必死に食らいつき、決勝打は二塁手と中堅手の間に落ちた。七回には捕手吉村が、味方の悪送球を素早くバックアップ。打者走者を一、二塁間で刺したプレーも光った。

 すべては、目を背けたくなる大敗から学んできたことだ。県大会前の練習試合で、守備の乱れから静岡商に0-10で大敗し「バックアップの大切さを知った」(吉村)。春の県大会準決勝では慶応に0-7のコールド負け。その後は、対淺野を想定した打撃練習を徹底しており、「自信を持って狙い球を絞れた」と殊勲打の森が胸を張る。

 「やってきたことを決勝で出せるなんて」と驚きを隠せない福田惇監督(20)は、前回優勝した2011年の正三塁手。チームは同年夏の神奈川大会も制しており、縁起もいい。4年ぶりの関東王者として、この夏、全国でも大輪の花を咲かせてみせる。

○選手の成長に驚き
 福田惇監督の話・地元開催での優勝は誇り。県大会で負けてからずっと、慶応に勝つためにやってきた。大会中の選手の成長ぶりにはこちらが驚かされた。本当によくやってくれた。

○チーム団結できた
 相村航平主将の話・昨秋までチームはばらばらだった。ベンチのメンバーを含めて団結できたからこそ優勝できた。夏は追われる立場になるが、一試合ずつ徹底して勝ちにいきたい。


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