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川崎駅東口、2商連が合併へ 7月に再出発

経済 神奈川新聞  2015年05月27日 03:00

東口の商店街
東口の商店街

 川崎駅東口の発展を支えてきた「川崎中央商店街連合会」(中央商連、猪熊俊夫会長)と「川崎駅前商店街連合会」(駅前商連、馬場義弘会長)が合併し、7月に「川崎駅広域商店街連合会」としてスタートを切る。同じエリアにありながら、大型商業施設進出の賛否などをめぐり30年ほど前に分裂。今月末のさいか屋閉店など東口の“地盤沈下”を懸念する声が高まる中、「地域課題を共有し、より良い川崎に」と融合による再出発を決めた。

 中央商連には、川崎最大の飲食店街・仲見世通商店街やチネチッタ通り商店街など16商店街が、駅前商連には銀柳街など4商店街がそれぞれあり、長年駅東口のにぎわいを担ってきた。

 もともと一つの組織だったが、1986年に駅東口に誕生した「川崎地下街アゼリア」の進出などをめぐり、賛成派は中央商連に、反対派は駅前商連に分派し、今に続いていた。

 “和解”のきっかけは5年ほど前。「イベントなどをやるうちに、町に対する思いは同じだと気づいた」と両会長。昨年9月に設立準備会を立ち上げ、約10人のメンバーが月に1~2回の会合を重ね、定款などを作り上げた。

 駅東口は客引きや自転車の駐輪など、多くの課題を抱える。さらに西口にはラゾーナ川崎プラザが、また武蔵小杉駅周辺には大型商業施設のオープンが相次ぎ、「商業の中心が向こうに移っている。指をくわえて見ているわけにはいかない」と話す商店街関係者もいる。

 「組織の分裂は、商店街としてマイナスだった」と猪熊会長。「他都市で伸びているところは、商店街全体が『一つの商業施設』になっている。それを目指して頑張りたい」と話している。


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