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「納得できず」「開票ずさん」 相模原市議・当落逆転で

政治行政 神奈川新聞  2015年05月26日 03:00

異議申し出が認容された大槻氏=相模原市役所(写真右)、逆転で当選無効とされた小林氏(写真左)
異議申し出が認容された大槻氏=相模原市役所(写真右)、逆転で当選無効とされた小林氏(写真左)

 0・340票差で当落逆転-。先月投開票された相模原市議選の南区選挙区で次点となった大槻和弘氏(59)による異議申し出を受け、市選挙管理委員会は25日、最下位当選者の小林丈人氏(43)の当選を無効とし、大槻氏を当選とする決定を告示した。安堵や憤り、不信…。結果を受け両氏はそれぞれの思いをにじませた。 

 「異議申し出の趣旨に沿った結論を出してくれた。気持ちとしては安堵している」

 市選管の決定を受け、大槻氏は穏やかな口調で心境を語った。

 0・340票差の数字について、「1票に満たなくても、票の重さは変わらないと思う」と話し、「今回、有効票と見なされたものは、私の票と確認できる」と話した。

 投開票日から今までを振り返り、「そもそも開票時に適切な審査、判定がされていれば、私が当選人となっていた。異議申し出も必要がなかった」と憤った。

 再点検で新たに白票8票が見つかったことにも触れ、「開票事務の中に、ずさんさがあった。徹底した原因の調査をして、市民の信頼に応えてほしい」と注文を付けた。

 一方、当選無効となった小林氏は「到底納得できるものではない。市選管の判断は意外の一言」と不満をあらわにした。

 「当初、区選管がこの票を無効としたのが正しい判断。一般の方から見れば、異議申し出人(大槻氏)の名前とは読めないのではないか」と、市選管の判断に疑問を示した。再点検で問題の票を有効とした理由についても「明確な回答を得られなかった」と、市選管の対応に不信感を持つ。

 今後は弁護士や支援者らと相談した上で、県選挙管理委員会に審査申し立てをする予定。東京高裁に提訴することも視野に入れているという。

 最終的な結果が確定するまで小林氏は、「議員としての立場は保障されている。粛々と、自分の仕事をしていくだけ」と話した。


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