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防災の猛者華麗なる戦い カレー大食いで交流

話題 神奈川新聞  2016年12月22日 02:00

特大カレーに食らいつく挑戦者=D&C!座間市役所店
特大カレーに食らいつく挑戦者=D&C!座間市役所店

 県央地域の安心・安全を担う猛者たちが20日夜、1本のスプーンを携えて座間市役所の食堂に集った。立ちはだかる相手は、大皿からはみ出さんばりの特大カレーライス。完食後の賞金を懸け、華麗なる戦いに挑んだ。

 座間、海老名、綾瀬市の防災部門の職員と消防署員のほか、陸上自衛隊座間駐屯地隊員の計11人が、特設ステージに登場。いずれも屈強な大食漢だ。

 1・5キロの白米に、とんかつ、メンチカツ、コロッケ、唐揚げ、キャベツをこれでもかと盛り付けた「ギガカレー」は、総重量5キロ余り。大盛りの5人前にもなる強敵が配膳されると、さすがの挑戦者も「すげえ」「まじか」とひるんだ。

 20分で完食すれば、5千円の賞金がもらえる。食べ始めは「余裕かも」「いけそう」と豪語していたが、次第にスプーンを口に運ぶペースは失速。それでも、ソースをかけて気分転換したり、ベルトを緩めて流し込んだりと何とか食らいついた。

 いずれの挑戦者も、こんもりとしたカレーの山を切り崩せずにタイムアップ。とうとう食べきれずに、「ギブアップ」と頭を抱え、「参りました」と天を仰いだ。

 座間市危機管理課係長の坂本真二さん(41)と、食堂「D&C!」を経営する櫻田努さん(54)が企画した。挑戦者の所属先は、日ごろから災害対策で協力し合う間柄。現場の担当者間でも交流を深めてもらおうと考案した。

 櫻田さんは子ども食堂を手掛ける市民団体の理事長でもあり、賞金全額がその運営費として寄付されるはずだった。子どもたちも駆け付け、「頑張れ」と応援を続けた。

 4キロ近くを平らげた陸自第388施設中隊1士の竹内真志さん(25)が優勝。トロフィーが贈られたが、開口一番、「横になりたい」。副賞のレトルトカレーの詰め合わせが手渡されると、うんざりしていた。挑戦者は膨らんだ腹回りを互いになで合い、健闘をたたえた。

 このギガカレーは予約制で、2500円で挑戦できる。櫻田さんによると、過去に8人中3人が完食。最速記録は23分という。


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