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実験はチームプレー
教室に行こう 相模原市立淵野辺小学校

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神奈川新聞  2005年11月27日公開  

協力して、実験を進める
協力して、実験を進める

 5月、大型連休明けの理科室で6年3組32人は「ものの燃え方」の実験だ。先生が説明する。

 「ふたをしたビンの中で、ろうそくを燃やします。火が消えた後、気体検知管で酸素と二酸化炭素の濃度を計測します」

 4人ごとのグループに分かれて実験の用意を始める。

 「マッチを使います。取りに来てください。火を使うので、やけどに注意。特にろうそくやビンのふたは熱くなります」

 安全面に配慮した説明に、緊張する子どもたち。さらに「ふたを開けっ放しにしない(外の空気と混ざるから)」などの注意事項に続いて

 「協力プレーが必要です」

 早速、役割分担が始まる。


ろうそくに火をつける係。緊張してマッチをする
ろうそくに火をつける係。緊張してマッチをする

 「自分がマッチを使うね。だれか、検知管とビーカーの押さえをお願い」
 「(時間を計る)タイムキーパーも必要だ。まるでチームプレーだね!」

 実験に取りかかろうとすると「机の上は、整理されていますか?」と先生。

 はっとして机の実験道具の配置を確認する。準備万全、いよいよ、実験だ。
「では、始めます」と先生の号令。だが、マッチ担当の手は、箱とマッチ棒を持ったまま動かない。

 「………」

 理科室の時間が止まる。先生は黙って見守っている。マッチに子どもたちの視線が集まる。ストップウオッチ担当は持つ手に力が入る。

 グループ全員の気持ちが整ったとき…、
 シュッ、マッチがすられた。明るく炎が揺らめく。

 その後、「マッチはピンっとこするんだよ。これがコツだね」「火がついたら、マッチの炎を上にしないとやけどするよ」と、情報が共有されていく。

 実験は無事終了。「酸素は17%、二酸化炭素は4%。どのチームもほとんど同じ結果になりました」と、先生はにこやかに話した。

 チームプレーのたまものだ。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/


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