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初夏の水辺楽しむ 二ケ領用水でかわさきウオーク

話題 神奈川新聞  2015年05月24日 03:00

円筒分水の前で集合写真に納まるウオーク参加者 =川崎市高津区
円筒分水の前で集合写真に納まるウオーク参加者 =川崎市高津区

 初夏の装いの川崎・二ケ領用水沿いを散策する「第25回かわさきウオーク」が23日、開催され、市内外から27人が参加した。東京ガス川崎支店と神奈川新聞社川崎総局の主催。

 二ケ領用水は2011年に完成から400年を迎えた南関東で最も古い農業用水。市民の憩いの場であるとともに、春には大勢の花見客でにぎわう桜の名所として知られる。この日はJR武蔵溝ノ口駅(高津区)をスタートし、二カ領せせらぎ館(多摩区)まで約5・5キロを歩いた。

 参加者は、地域史研究家の長島保さんと中山博夫さんの解説で、益子焼の陶芸家で第1回人間国宝に認定された故濱田庄司(高津区出身)にちなんで命名された濱田橋などを見学した。国登録有形文化財の円筒分水では、下流の耕作面積に応じて用水が4筋の分水路に流れ込む仕組みを学んだ。

 東名高速道路と交わる多摩区宿河原の用水沿いに、地元町会が03年に建てた徒然草碑では、偶然に居合わせた建立の関係者が解説を買って出た。約3時間かけて二ケ領せせらぎ館に到着した参加者は、疲れた様子も見せず充実した表情だった。

 逗子市の千村ゆう子さん(65)は「円筒分水の仕組みを目の当たりにでき有意義だった」、横浜市中区の大谷絹代さん(68)は「たくさんの人に二ケ領用水の存在を知ってもらいたい」と、ともに笑顔で話していた。


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