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9棟が似た構造 川崎で立ち入り検査開始 川崎簡宿火災受け

社会 神奈川新聞  2015年05月20日 03:00

火災現場近くの簡易宿泊所に検査に入る市消防局の職員ら=川崎市川崎区日進町(画像の一部を修整しています)
火災現場近くの簡易宿泊所に検査に入る市消防局の職員ら=川崎市川崎区日進町(画像の一部を修整しています)

 川崎市の簡易宿泊所火災を受け、同市消防局は19日、市の関係部局と合同で、市内の簡易宿泊所49施設の特別立ち入り検査を始めた。9棟が届け出と異なり、3階建てとして利用され、出火元とみられる宿泊所と似た構造だった。22日まで、避難経路や消防設備の管理状況などについて調べる。

 火災現場がある川崎区日進町の簡易宿泊所には午後1時半、消防局のほか、市まちづくり局と健康福祉局の職員ら6人が入った。管理人に話を聞きながら1時間以上にわたり、写真を撮ったり、メジャーで窓の大きさを確認したりした。消防局の担当者は「建物を全体的に見た。これから持ち帰り、指導する事項があれば指導する」と話した。

 検査では、消防用設備の設置や避難経路の維持管理の状況などを調査。まちづくり局は建築基準法、健康福祉局は旅館業法に基づいて調べる。

 今回の火災を受け、太田昭宏国土交通相は19日の会見で「住むことを余儀なくされている人も多く、違反がないよう全国で調査の徹底を図りたい」と述べた。国交省は宿泊所への指導などを徹底するよう各都道府県に通知(18日付)しており、県内では横浜市が寿地区(中区)で立ち入り検査を進めるなど各自治体が建物の安全性を確認している。


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