1. ホーム
  2. 社会
  3. 戦争へ誰も行かせない 赤着用の女性ら「人間の鎖」 30日に横須賀で平和訴え

戦争へ誰も行かせない 赤着用の女性ら「人間の鎖」 30日に横須賀で平和訴え

社会 神奈川新聞  2015年05月20日 03:00

「女性の力を見せたい」と平和を訴える運動を行う呼び掛け人ら=横須賀市役所
「女性の力を見せたい」と平和を訴える運動を行う呼び掛け人ら=横須賀市役所

 集団的自衛権の行使に反対する女性らが、赤いものを身に着け平和を訴える「レッドストッキング横須賀」と題した運動が30日、横須賀市で初めて行われる。有志でつくる実行委員会が参加者を募っている。

 安倍政権が法制化を進める集団的自衛権の行使などに反対する女性ら約7千人が1月、国会議事堂周辺に集い、赤い服などを着て「人間の鎖」で取り囲む抗議活動を行った。

 1975年、アイスランドで女性の地位向上を求めた「レッドストッキング運動」をヒントに、弁護士や作家でつくる実行委員会が主催。同様の運動は各地で広がり、横須賀でも有志が集まった。

 政府は14日、集団的自衛権の行使を可能とすることを盛り込んだ安全保障法制の関連法案を閣議決定。運動発起人の岸牧子さん(58)は「横須賀には米軍基地も自衛隊基地もある。もし法案が国会を通れば、この街は自衛隊と米軍が一緒に戦いに向かう拠点になってしまう。『誰も戦争に行かせない』という意思表示をしたい」と話す。

 服や靴、スカーフなど、赤色のものを身に着ければ誰でも参加できる。当日は午後2時半からヴェルニー公園(同市汐入町)で集会が始まり、その後は京急線横須賀中央駅方面へ歩き、同駅周辺で「人間の鎖」をつくる予定。運動に賛同した呼び掛け人はすでに220人を超えており、参加者は千人を目標とする。

 生後2カ月の息子を育てる大森亜希子さん(33)は「言葉を使って相手の国のことを考えるという対話こそ平和の道」と訴える。法律学を専攻する私立大学1年の遠藤咲さん(18)は「法案が通ってしまえば、私と同じ若い世代が戦争に行くことになってしまう。今回が声を上げる一歩になれば」と話す。

 「みんなで手をつなぎ、女性の力を見せよう」「世論を変えられるのは女性のパワー」と意気込んでおり、実行委は一緒に活動するメンバーも募集している。問い合わせは岸さん電話090(1051)1812。


シェアする