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ゴーン社長が描く車の未来 三要素組み合わせ

経済 神奈川新聞  2015年05月19日 03:00

インタビューに答える日産自動車のゴーン社長=日産グローバル本社
インタビューに答える日産自動車のゴーン社長=日産グローバル本社

 日産自動車のカルロス・ゴーン社長は18日、横浜市西区の本社でメディア各社のインタビューに応じた。自動車の未来像について、二酸化炭素の排出がゼロの「ゼロエミッション」、車に通信機能を加えた「コネクテッドカー」、「自動運転」の三つの要素を組み合わせたものになるとの見解を示した。

 将来の理想的な車像を問われたゴーン社長は「世界中の顧客のトレンド、特に若い世代のトレンドを見渡すと、将来の車はこの三つの要素を備えている」と指摘。「自動車業界も業界以外も、将来の車がこの方向性に進むと分かっており、すべての技術がそれに向かって進歩している」と述べた。

 同社は2020年に交通量の多い市街地でも走れる「自動運転車」の投入を目指している。ゴーン社長は同社の自動運転車について「ユーザーのカーライフをより快適なものにするのが目的」と説明。「計画通りいけば、20年には(自動運転車の)準備ができている」と強調し、そのために「すべての技術をそろえ、テストをし、サプライヤーも整える」とあらためて意欲を示した。

 13日の14年度決算発表で、15年度の設備投資の見通しを、前年同期比18・8%増の5500億円とした。その振り分け方については「例えば電気自動車の開発や自動運転技術、コネクテッドカーなどに充当するほか、商品ラインアップも拡充する」とし、技術と商品のための設備に多額の投資を行う考えを示した。

 自動車メーカーで進む合従連衡。ただ業界以外のメーカーが加わることについては「後の段階で出てくるかもしれないが、現時点では時期尚早」と述べた。


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