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横須賀・長坂にドローンフィールド完成 実験拠点に

政治行政 神奈川新聞  2016年12月21日 11:51

横須賀市が開設したドローンフィールドで行われたテスト飛行=同市長坂
横須賀市が開設したドローンフィールドで行われたテスト飛行=同市長坂

 横須賀市が同市長坂に整備を進めていた小型無人機「ドローン」の飛行実験フィールドがこのほど完成し、報道陣に公開された。地元企業などに無償で貸し出し、ドローンを活用した「横須賀発」の新産業創出を後押ししたい考えだ。今月末にも本格的な運用を開始する。三浦半島4市1町で自治体がフィールドを管理・運営するのは初めて。 

 市によると、離着陸や立ち入りが可能な実験フィールドは約5千平方メートル。航空法の制約がない上空150メートル未満の使用空域は約4万平方メートルに上る。民間企業が所有する山林を月3万円で借り受け、除草するなどして離着陸環境を整えた。2016年度の関連経費は556万円。

 横須賀での情報通信技術(ICT)分野の起業や新規の事業展開を後押しする狙いから、利用者は原則、市内に拠点のある法人、団体、官公庁などに限定。事前に登録した上で、半日または1日単位で貸し出し、飛行訓練や実証実験などに利用してもらう。

 土地の賃貸借契約は年度ごとに結び直す必要があるが、市は2019年度に年間100団体の利用と、ドローン関連企業など5社の誘致を目標に掲げる。11月の募集開始後、既に3団体が登録を済ませており、12月末の利用予約が入っているという。

 19日には市の関係者や報道陣ら約50人を集めた現地説明会を開催。大規模災害時の空撮画像提供などで市と協定を結ぶ「ヨコスカクリエイターズ事業協同組合」(堂城川厚理事長、同市神明町)の協力で、ドローンのデモ飛行が披露された。

 田神明副市長は「市内企業や研究機関からの要望に応えて開設した。企業の研究や課題解決につながれば」と期待を寄せ、市担当者も「どんなサービスが生まれるか分からないのがドローンの魅力。積極的に支援したい」と話した。


ドローンフィールド上空から撮影した東京湾側の眺め(ヨコスカクリエイターズ事業協同組合提供)
ドローンフィールド上空から撮影した東京湾側の眺め(ヨコスカクリエイターズ事業協同組合提供)

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