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緊急時、役立つ知識を 横浜の自治会が防災フェア

社会 神奈川新聞  2015年05月18日 03:00

ゴーグルを着用して行われた歩行体験。がれきを再現した場所は特に歩きにくそうだった=横浜市神奈川区子安通3丁目
ゴーグルを着用して行われた歩行体験。がれきを再現した場所は特に歩きにくそうだった=横浜市神奈川区子安通3丁目

 災害への備えに力を入れている横浜市神奈川区の子安通3丁目自治会主催の防災フェアが17日、地元マンション前の広場で催され、幅広い世代の住民がそのときに役立つ知識を学んだ。多彩な体験イベントを盛り込んだ毎年恒例のフェアは今年で10回目。伊東英紀会長(74)は「これからも工夫しながら、支え合いの輪を広げていきたい」と話していた。

 関心を集めたのは、「ホットタオル」の体験コーナー。入浴ができないときに役立つアイデアで、「100ccのお湯とタオルをポリ袋に入れてよくもめば、全身を拭くことができ、さっぱりすることができる」と紹介。参加者は「思ったより温かく、気持ちいい」と効果を実感していた。

 子どもが積極的に参加できるようスタンプラリー形式にしているのも特徴で、平均台や大きな石を並べ、激しい揺れでできたがれきの歩きにくさを体験するコーナーも。ゴーグルを着けた子どもたちは足元に気を使いながら真剣に取り組んだ。

 地元の病院や保育園も参加。日ごろから冷蔵庫にある食材を使った災害食のレシピや「エコノミークラス症候群」などを防ぐツボ押しのポイントも伝授し、避難生活の長期化を意識する大切さも訴えた。

 同自治会安全対策室長の増田智代さん(68)は地震発生後の電気器具などからの出火を防ぐグッズとして最近注目されている感震ブレーカーを紹介。「子どもは記憶力が高いし、家庭で親に伝えてくれる。いつ起きるか分からない地震に備えられるよう若い世代も巻き込みながら取り組んでいきたい」と今後を見据えていた。


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