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有感地震最多の53回 箱根山、総数も3千回に

社会 神奈川新聞  2015年05月16日 03:00

 箱根山(箱根町)で続く活発な地震活動で、県温泉地学研究所が15日に大涌谷周辺で観測した震度1~3相当の有感地震は午後10時半までで53回に上り、一連の活動で最多となった。体に感じない微小な地震も含めた同日の火山性地震も400回超と最も多く、これまでの地震総数も3千回に達した。

 大涌谷や仙石原、二ノ平で独自の地震観測を行っている温地研が捉えた有感地震は、火山活動が活発化した4月26日から5月14日までで計44回。15日のみでこれまでの総数を超える有感地震を記録したことになる。特に正午から午後3時までに計27回と集中し、大涌谷などで震度3相当の揺れが2回あった。

 また、今回の火山活動で1日の地震回数が最も多かったのは10日の369回だが、15日はこれも上回った。

 同日は気象庁の観測でも午後9時までに419回と最多を更新し、麓の湯本で震度1を観測する地震が3回発生。夜に入ってからも湯本で震度1の地震があった。

 同庁が集計した火山性地震の総数は千回を超えており、大涌谷斜面の温泉供給施設からの激しい噴気や山体の膨張を示す地殻変動も観測されているという。引き続き大涌谷周辺で小規模な噴火の恐れがあるとみて警戒を呼び掛けている。


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