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虐待相談、ネグレクトが増加 昨年度の相模原市

社会 神奈川新聞  2015年05月15日 03:00

 相模原市は14日、各区のこども家庭相談課と市児童相談所で受けた2014年度の児童虐待に関する相談件数を発表した。それによると、前年度より249人増の1608人で、同課が各区に設置された10年度以降で過去最多となった。

 内訳は、「ネグレクト(育児放棄)」が622人と最も多く、全体の38・7%を占める。「心理的虐待(脅迫や無視)」が605人(37・6%)、「身体的虐待」が374人(23・3%)、「性的虐待」が7人(0・4%)と続く。

 ネグレクトは前年度より159人多く、全体に占める割合も4・6ポイント増加した。逆に身体的虐待は10人減り、割合も5ポイント減少した。

 虐待を受けた子どもの年齢別では、幼児(1歳~就学前)が642人で全体の39・9%を占め、小学生が32・3%、中学生が12・7%、乳児(1歳未満)が10・4%と続く。虐待者は、実母が67・4%、実父が26・4%で、実の両親によるものが大半を占める。

 相談件数が増加したことについて中央こども家庭相談課は、昨年5月に厚木市で男児の遺体が見つかった事件を受けて、児童虐待に対する関心が高まった結果とみている。同課は「相談件数は、潜在的に虐待が起こっていることの現れ。早期発見、早期対応によって子どもの権利を守れるようにしっかりと対応していく」と話している。


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