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箱根山地震1900回超 過去最大上回るペース

社会 神奈川新聞  2015年05月10日 17:23

 箱根山(箱根町)の大涌谷周辺で続く火山活動は発生から2週間を迎えた10日、一連の活動で最大規模となるマグニチュード(M)3・1の火山性地震が起き、麓の湯本で震度2を初めて観測するなど一段と活発化した。県温泉地学研究所がこれまでに観測した地震の回数は1900回を超え、温知研の観測史上最大だった2001年の群発地震を大きく上回るペースで推移している。

 5段階の噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)が継続。気象庁は大涌谷周辺で小規模な噴火の恐れがあるとして、噴石や火山灰に引き続き注意するよう呼び掛けている。

 気象庁によると、10日午後5時ごろから午後6時半ごろにかけて湯本で震度1~2を観測する地震が立て続けに5回発生した。このうち午後6時7分の地震はM3・1と火山性地震が増加した4月26日以降で最大規模となり、湯本で震度2を観測。小田原市や南足柄市、湯河原町、静岡県伊豆市、裾野市などでは震度1となった。

 その後も湯本で揺れを体に感じる地震が起きるなど、夜になっても活発な状態が続いた。

 より微小な地震も捉える温地研の観測では、10日は午後7時までで180回を超える地震があり、このうち震度1~2相当の揺れが10回以上あった。

 近年の大涌谷周辺では01年のほか06、08、09、11、13年に比較的大規模な群発地震があった。このうち最大だった01年は6~10月にかけて地震が断続的に発生し、温地研が震源を正確に見極めることができた地震だけで4千回を超えていた。今回の活動は「01年当時のほぼ倍のペースで地震が増加している」(温地研の竹中潤研究課長)として、警戒を強めている。 


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