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多彩な作風楽しんで 英国の絵本作家ル・カイン展

カルチャー 神奈川新聞  2015年05月07日 03:00

 多彩な画風から「イメージの魔術師」と呼ばれた英国の絵本作家エロール・ル・カインさん(1941~89年)の世界を紹介する「エロール・ル・カインの魔術展」が、横浜駅東口のそごう美術館で開かれている。絵本原画約150点や初版本などが並ぶ。

 ル・カインさんは英国で最も権威ある絵本賞ケイト・グリーナウェイ賞を受賞し、47歳で亡くなるまで40冊以上の絵本を手掛けた。アニメーション作家としても活躍した。

 1人の画家が描いたとは思えないほどの多様な作風が魅力だ。華麗な色彩で中世の写本のようにおとぎ話の世界を表現した「いばらひめ」や、東西の文化が混ざり合った異国風の動物たちが登場する「十二支のはなし」といった作品もある。幼少時をシンガポールやインドなど東洋で過ごした経験が影響しているという。

 同館の石間戸智恵学芸員は「細かいところまで描きこんでいる点も見どころ。多彩な作風を楽しんでほしい」と話した。

 5月17日まで。一般千円、高校・大学生800円、中学生以下無料。問い合わせは同館電話045(465)5515。


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