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箱根、火山活動は依然活発 噴火警戒レベルは「平常」

社会 神奈川新聞  2015年05月05日 03:00

激しい噴気が続く大涌谷の斜面。現地調査が行われた=4日午前9時20分ごろ
激しい噴気が続く大涌谷の斜面。現地調査が行われた=4日午前9時20分ごろ

 箱根町の大涌谷付近で確認された火山活動は4日も活発な状態が続いた。合同で現地調査を行った気象庁と県温泉地学研究所は、大涌谷の斜面で通常より激しい噴気を確認。5段階の噴火警戒レベルは1(平常)のままだが、町が同日から開始した周辺遊歩道などの立ち入り規制に従い、危険な区域に近づかないよう注意を呼び掛けている。

 気象庁によると、4月26日から急増した火山性地震は4日午後3時までで150回に達した。震度1以上は観測されていないものの、活発な状況で推移している。

 より微小な地震も対象とした温地研の独自観測では既に800回を記録。4日朝には1時間に30回と今回の群発地震では最多となった。地殻変動も継続しており、3日に大涌谷斜面の温泉供給施設の1カ所で確認された激しい噴気は4日も続いた。

 一方、マグマや地下の熱水の移動が引き起こす火山性微動は4日夕までに確認されていないという。

 気象庁は「依然として大涌谷地下の浅い所で熱水の活動が不安定な状態になっており、蒸気の噴出などが突発的に起きる可能性がある」として引き続き警戒している。


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