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邦楽の“琴線”触れて 秦野で活動10周年演奏会

カルチャー 神奈川新聞  2015年05月02日 03:00

琴の練習をする女の子。教室では上達した生徒が小さい子に教えることも多いという
琴の練習をする女の子。教室では上達した生徒が小さい子に教えることも多いという

 秦野市内で子どもたちに琴や尺八などをボランティアで教えてきた「こども邦楽育成会」が活動10周年を迎えたことを記念し、3日に同市平沢の市文化会館でコンサートと写真展を開催する。ピアノなどと比べ、なかなか親しむ機会の少ない邦楽だが、同会の代表は「コンサートを見に来てもらい、興味をもってもらったらぜひ遊びに来てほしい」と話している。

 同会は、市内で30年ほど前から琴の教室を開いてきた小瀬村公子さん(64)が設立した。自身は生田流正派の大師範だが、他の流派や尺八の指導者らも加わり、邦楽に広く親しんでもらおうと月に3、4回教室を開いている。琴と尺八それぞれ10面・管以上そろえて生徒に貸し出し、家庭でも練習できるようにしている。

 一般的に、琴や尺八はピアノなどに比べて“出合う”機会が少ない上、「費用が高いのでは」などと敬遠されがちで愛好者は多くないという。小瀬村さんは教室の傍ら、小学校での出前教室も重ねてきた。「この10年で市内では邦楽の魅力が少しずつ広がってきたが、もっと多くの人に親しんでほしい」と話す。

 コンサートでは小中学生の生徒が練習の成果を披露するほか、教室の卒業生や師範らも曲を演奏。合奏なども含め、計9曲を発表する。また老人ホームでの演奏など10年間の活動をまとめた写真も展示する。

 午後2時から同4時半まで。教室は主に「はだのこども館」(同市寿町)で開いている。


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