1. ホーム
  2. 社会
  3. 母国に支援の手を 横須賀のカレー店で募金受け付け

母国に支援の手を 横須賀のカレー店で募金受け付け

社会 神奈川新聞  2015年05月01日 03:00

募金箱を持つウォスティさん=横須賀市大滝町2丁目のニルヴァーナ
募金箱を持つウォスティさん=横須賀市大滝町2丁目のニルヴァーナ

 横須賀市内でカレー料理店を営むネパール人男性、ウォスティ・ロクナトさん(44)が母国の大地震の被災者のために義援金を募っている。出身地の惨状に心を痛め、支援の手を差し伸べる活動を始めた。

 第一報を聞き、「ネパールは地震がない国だから信じられなかった」と驚いた。カトマンズに住む両親は無事だったが、震源に近い出身地のゴルカは大きな被害を受けた。

 地震発生直後に、在日ネパール人協会の会員が集まり、それぞれの地元で義援金を募ることを決めた。同国大使館の許可を得て、ウォスティさんが営む「ニルヴァーナ」(同市大滝町2丁目)と「ロータス」(同市本町3丁目)に4月28日から募金箱を置いた。

 母国で旅行関係の仕事をしていたウォスティさんが日本語を学ぶために来日したのは2000年。8年前に横須賀市内でカレー料理店を始め、5年前から同市内に住んでいる。

 東日本大震災のときには「困ったときには助け合わないといけないのが仏教の教え」と被災地に出向いてカレーを提供するなどの復興支援をした。

 「今回は自分が帰るより、横須賀でやれることをしたい」とウォスティさん。5月中旬に市内で新たに開くネパール料理の店の名前を、母国復興への強い願いを込めて「ゴルカ」にするつもりだ。

 今後、イベントなどでも募金活動を行うなど、拠点を広げていく予定。ウォスティさんは「食事をしなくてもいい。募金だけでもかまいません」と支援を呼び掛けている。

 問い合わせは、電話080(9711)1443。


シェアする