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オスプレイ飛行再開「恐怖陥れる」 抗議、神奈川県内でも

社会 神奈川新聞  2016年12月20日 02:00

オスプレイ
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 沖縄本島での不時着事故で止められていたオスプレイの飛行が19日に沖縄県で再開され、県民からは「理解不能」「怒りを通り越して言葉も出ない」と強い反発の声が相次ぎ上がった。

 米軍輸送機オスプレイの飛行再開を受け、神奈川県内の反基地4団体は米軍と防衛省に対し、22日に緊急抗議を起こす方針を決めた。9月から国内の米軍機2機が相次いで墜落しており、事故6日後のなし崩し的な運用を非難。飛行中止や配備計画の撤回を求める。

 日米が共同使用する厚木基地(大和、綾瀬市)の航空機騒音を巡る第4次訴訟の原告団(金子豊貴男団長)や、その母体の厚木基地爆音防止期成同盟(大波修二委員長)などから、50~100人が参加する見通し。

 厚木基地と防衛省南関東防衛局(横浜市)を訪れ、文書で申し入れる予定だ。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に所属するオスプレイは2014年7月から、厚木基地に飛来。米軍が県に通知した離陸数だけでも、約90回に上る。米軍は主に富士山麓の陸上自衛隊演習場で実施される訓練の「中継や補給」を目的とするが、原告団は厚木基地で離着陸訓練や上空での旋回も確認している。市街地で制限されている飛行モードも相次ぐ。

 米空軍と海軍のほか、陸自も導入を計画している。厚木基地周辺は300万人が暮らすとされ、4団体は「欠陥機」の新たな配備に反発。さらに、9月と12月に米海兵隊のAV8ハリアー攻撃機とFA18ホーネット戦闘攻撃機が海上に墜落しており、飛行再開は「住民を恐怖に陥れる」と主張する。


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