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「歌の町」に込めた思い 旧三崎町出身の小村三千三

カルチャー 神奈川新聞  2015年04月30日 03:00

直筆の楽譜など貴重な資料を説明する山口さん=三浦市三崎
直筆の楽譜など貴重な資料を説明する山口さん=三浦市三崎

特別展で楽譜や手帳公開

 旧三崎町(現三浦市)出身の作曲家小村三千三(みちぞう)(1899~1975年)をしのぶ特別展が、同市三崎のチャッキラコ・三崎昭和館で開かれている。小村の遺族や教え子らから提供された直筆の楽譜や手帳など貴重な資料を公開している。5月6日まで。

 小村と作詞家勝承夫による童謡「歌の町」の童謡碑が市内で除幕された4月29日に合わせて毎年開催している。2人によって作られた三浦市関係の曲は市歌や市立中学校歌など10曲にも及び、同館を運営するサポーターみうらの山口勝さん(84)は「曲に込められた思いを知り、大事にしてほしい」と説明する。

 展示では各資料のほか、戦後間もなく児童福祉法施行を記念して作られた「歌の町」に2人が込めた平和や子どもたちへの思いなども紹介している。

 29日には碑前祭が行われたほか、小村の遺族らが特別展を訪れ、小村の生家で「南部屋」という屋号の呉服店跡(同市三崎)も特別に見学した。現在はスポーツクラブと接骨院になっているが、所有者の厚意により一部の和室が当時のまま保存されている。

 入場無料。午前10時~午後4時。同館は水、木曜休館。特別展最終日の5月6日は開館する。問い合わせは、同館電話046(882)3156。


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