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茅ケ崎市で開票大幅遅れ 立会人、慣れない作業で

政治行政 神奈川新聞  2015年04月28日 03:00

立会人が時間をかけて点検、開票作業が大幅に遅れた茅ケ崎市長選・市議選の開票所=27日午前2時半
立会人が時間をかけて点検、開票作業が大幅に遅れた茅ケ崎市長選・市議選の開票所=27日午前2時半

 26日に投開票された茅ケ崎市長選と同市議選は、開票作業が大幅に遅れた。確定は市長選は翌27日午前1時15分、市議選は作業開始から約9時間後の同午前5時38分だった。各陣営から選ばれた複数の選挙立会人が時間をかけて票の点検を行ったためという。市選挙管理委員会の担当者は「点検は本来の業務。早くしてとは言えない。仕方ない状況だった」と釈明した。

 市選管によると、開票は26日午後8時50分から始まった。作業は順調に進んだが、票を束にして集計し、確定前に立会人が点検する際、市長選では3人中1人、市議選では9人中3、4人が、一枚一枚をじっくりと確認していた。

 複数の立会人は、漢字の間違いや読みにくい字について「これは有効票か」などとその都度、職員に質問。当初の確定見込み時間は市長選が26日午後11時、市議選が同11時半だったが、開票率は市長選が午後11時半で33・08%、市議選は翌27日午前2時でも41・14%にとどまった。立会人の1人は「候補者に『よく見るように』と言われた」と説明。別の立会人は「初めてで、ゆっくり見るものだと思った」と話した。

 市選管によると、立会人への説明は開票開始の直前に行われた。「有効票は職員が2回点検している」とスムーズな作業を依頼。ただ立会人の1人は「どういうものが無効票になるのか十分な説明がなく、分かりにくかった」と明かした。

 横浜市選挙管理委員会は、選挙期日2日前に説明会を開いているという。「開票作業を信頼してもらうことが大切」と強調、計数機を実際に稼働させて「信頼のデモンストレーション」(同市選管)も実施。その上で、点検が滞った立会人に対し、速やかな開票への協力を要請するという。

 茅ケ崎市選管の担当者は「立会人への事前の説明をしっかり行うなど、対応を考えたい」と説明した。


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