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灯油まいて放火か 湯河原女性殺害

社会 神奈川新聞  2015年04月25日 03:00

 湯河原町宮下で21日朝、女性(66)方から出火し、焼け跡から額に包丁が刺さった女性とみられる女性の遺体が見つかった殺人、放火事件で、火元とみられるリビングから石油ストーブとポリタンクが見つかったことが24日、小田原署捜査本部への取材で分かった。捜査本部は何者かが逃走前に灯油をまいて放火した可能性もあるとみている。

 捜査本部によると、同町消防本部と合同で実施した現場検証で燃え方が最も激しかったリビングから石油ストーブとポリタンクが見つかった。科学捜査研究所で燃えかすを鑑定し、どのように火をつけたか詳しく調べる。

 消防隊が駆け付けた際、人の出入りが可能な玄関や窓は全て施錠され、その後の現場検証でも玄関の鍵が見つかっていないことから、リビングに火をつけた後、鍵を掛けてそのまま立ち去ったとみられる。火災発生前に玄関付近から不審な人物が出ていく様子が近くの防犯カメラに写っており、捜査本部はこの人物の行方を追っている。また、遺体の額に刺さっていた包丁を鑑定した結果、柄や刃の部分から指紋が検出されなかったことも判明。捜査本部は証拠を残さないよう手袋などを着けていた可能性があるとみている。

 遺体は、リビングの隣にある寝室のベッド上で布団を頭まで掛けられた状態で見つかった。頭や顔に十数カ所の切り傷や刺し傷があり、鈍器で殴られたような痕もあった。死因は頭蓋骨骨折に伴う脳挫滅で、死亡推定時刻は火災発生の約1時間前の21日午前5時ごろとみられる。


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