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「味の素」どうやってできる? 体験型見学施設が完成

話題 神奈川新聞  2015年04月25日 03:00

グッズや製品を販売するアジパンダショップ
グッズや製品を販売するアジパンダショップ

 うま味調味料などの食品大手「味の素」が、同社最大の川崎事業所(川崎市川崎区鈴木町)に建設していた新たな見学施設が完成し、24日に報道関係者向けの内覧会が開かれた。名称は「味の素グループうま味体験館(AJINOMOTO Umami Science Square)」。同事業所の操業開始100周年を機に、体験型の科学情報発信基地として建設した。5月7日にオープンする。

 京急大師線鈴木町駅前に立地する体験館は、鉄骨造2階建て延べ約2400平方メートルの規模。

 1階では、うま味調味料の味の素の歴史について、実物の容器の変遷とともに解説。同事業所に残るグルタミン酸発酵タンクを縮小したジオラマ(情景模型)も展示し、サトウキビから味の素が生まれる工程を音声で説明する。グッズや製品を販売する「アジパンダショップ」、360度4面スクリーンでうま味のある暮らしの歩みを紹介するシアターも設けられた。

 2階には、見学者が実際に味の素を小瓶(容量6グラム)に封入できる体験コーナーや、みそ湯で味を確認できるうま味ホールを整備。イベントなどで活用するキッチンスタジオ(見学対象外)も設けた。

 1階のシアターと2階の施設は、従来の「ほんだし」コースに加え、体験館のオープンに合わせて新設する「味の素」コースの2種類の工場見学(予約制)の参加者が対象。工場見学の人気は高く、同社はオープンから2年目の年間来場者を約6万人と見込んでおり、「新たなコンテンツを組み込むなど、充実を図っていきたい」としている。

 同事業所周辺では大型マンションの建設が続き、住民が増加している。同社は「地域との共生」を企業理念に掲げており、体験館と同じ敷地内に認可保育園とカフェを誘致。待機児童の解消や住民の交流促進につなげていく。

 入館無料。開館時間は午前9時半~午後4時。日・祝日と年末年始、工場休日は休館。問い合わせは、川崎事業所フリーダイヤル(0120)003476=月~土曜日午前8時半から午後4時半まで。


5月7日にオープンする味の素グループうま味体験館=川崎市川崎区
5月7日にオープンする味の素グループうま味体験館=川崎市川崎区

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