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自転車、携帯・・・ごみ70キロ 小田原城のお堀清掃

カルチャー 神奈川新聞  2015年04月16日 03:00

ダイバーによるボランティア清掃で引き上げられた自転車=小田原城址公園の二の丸東堀
ダイバーによるボランティア清掃で引き上げられた自転車=小田原城址公園の二の丸東堀

 観光客が多く訪れるゴールデンウイークを前に、小田原城址公園(小田原市城内)のお堀の底にたまったごみを清掃する取り組みが15日、ボランティアによるダイバーの手で行われた。ダイバーが潜水して行う清掃は今回が初めて。お堀の底からは自転車や鉄パイプなどの粗大ごみも引き上げられた。

 清掃活動は、県西部を中心としたダイビングスクールなどでつくる「西神奈川ダイビング事業者安全協議会」が市観光課と協力して実施。同協議会はこれまでに芦ノ湖の湖底や、東日本大震災の被災地の海底などをボランティア清掃している。

 この日は同協議会に所属するダイバー13人が、お堀端通りに面した二の丸東堀に入水。東堀のうち学橋(まなびばし)付近や通り沿いの約4300平方メートルを清掃した。水温は14度で、水深は約1・5メートルだった。

 約1時間の清掃で、自転車2台や携帯電話1台、タブレット端末2台のほか、イベント用のぼり旗10本、鉄パイプ4本など計約100点、約70キロのごみが引き上げられた。

 真鶴町のダイビングインストラクター稲葉康弘さん(41)は「水がにごっていて視界が悪く、手探り状態だった。お堀をきれいにして観光客が喜んでくれればうれしい」と振り返った。

 同課によると、1980年に市制40周年記念事業の目玉としてお堀のしゅんせつ工事を実施した際に大規模な清掃を行ったが、ダイバーによる清掃は初めて。同課は「思ったよりもごみが少なかった。5月3日の小田原北條五代祭りをはじめ、ゴールデンウイークには多くの観光客が訪れるので気持ちよく迎えたい」と話している。


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