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精神疾患に理解を 横浜に日本事務局

社会 神奈川新聞  2015年04月14日 03:00

精神疾患への理解を呼び掛けるシルバーリボンジャパンのメンバー=横浜市泉区
精神疾患への理解を呼び掛けるシルバーリボンジャパンのメンバー=横浜市泉区

 統合失調症や自閉症、うつ病などの精神疾患への理解を求める「シルバーリボン運動」の日本事務局が4月から横浜市泉区に置かれた。啓発イベントの企画やグッズ販売などを通して、横浜から全国へ声を上げていく。

 この運動は1993年、統合失調症を発症した息子を持つ米国の女性弁護士が、この病気に対する偏見や差別を払拭(ふっしょく)したいと銀色のリボンを作って訴えたのが始まり。

 2002年には、統合失調症の数学者が主人公の映画「ビューティフル・マインド」がアカデミー賞で監督賞などを受賞し、ロン・ハワード監督がシルバーリボンを胸に授賞式に出席したことで運動の認知度が高まり、世界中で展開されるようになった。

 日本では、学生時代に提唱者の女性弁護士宅にホームステイをしていた福島県在住の学習塾経営の男性が02年に運動を始めた。普及を目指して首都圏に事務局を移すことになり、4月に泉区下飯田町に開設された就労継続支援B型事業所「ゆめが丘DC」内にNPO法人シルバーリボンジャパンの事務所を移した。

 今後は泉区の事務所を拠点に啓発グッズのピンバッジ(税込み500円)やマグネット(同千円)などを販売。10月10日の世界メンタルヘルスデーに合わせた啓発イベントも企画する予定だ。

 同法人代表の関茂樹さん(33)は「精神疾患は誰にでも起こり得る。多くの人にこの病を知ってもらい、理解してもらえるように活動を広げていきたい」と話している。

 問い合わせは、同法人電話045(438)9315。


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